福岡 上人橋通りの古着屋、アウラ・クロージング&アンティークスです。
本日はデニム以外のリペアをご紹介したいと思います!
だれもが一度は体験したことがあるだろうと思う。。。ありがちな症状のリペアです。
ビンテージや気に入ってヘビーで使うお気に入りほど傷んでしまう、、シャツの袖口のすり切れダメージです!
ロカビリーDJのFUKUDAさんより、50'sシャツの袖口のダメージを何とかしたいとご相談を受けました。 見た目がわるく、、だんだん広がってきて調子が悪いとのこと。。
こんな感じにカフス1周ぐるっと擦り切れが広がってしまってます! ワークシャツならばまだしも、、カジュアルやドレスシャツでこれはちょっとビンボーくさいと感じる方が多いかと思います。。 これをなるべくきれいに直したいとのご依頼です。
傷口のアップです。。擦り切れだしてからしばらく経ったようで、激しく擦れて下地のカフス芯がむき出しになっている状態ですねー。 少しの擦れならばそのまま叩き縫いするところですが、、ここまで激しいので今回は袖口を内側に折り込んで直そうと思います。 オリジナルは幅6cmのカフスですが、袖口で7mmを内側に折り込んでダメージ部分を消します!!
まずはカフス先端の折り返りのラインでパカッと開きました。
そして、7mm折り込んでも飛び出てしまうダメージはすべてタタキリペアします。
これで内側に7mm折り込んでコバステッチを、、、
ぐるっと1周かけて出来上がりです! カフス幅が7mm狭くなっていますが、そこまで違和感を感じるほどでもないと思います。
縫いくちをアップで見ると、、こんな感じの仕上がりになります!
50'sのBOXシャツのカフスは、ステッチもなくただ1枚の布を折り返しているだけの造りが多いのでダメージも出やすくなります。 逆に言うと袖口にステッチの無いスタイルのカフスが50'sらしくてカッコ良いのですが、、このやり方ではどうしてもコバステッチが出来てしまい、少々雰囲気を損ねてしまいますので、この辺も気にされるコアなビンテージ好きの方はあらかじめご了承ください、、僕もなんとか解消したいのですがボタンホールという厄介者がいますので現在の時点ではそうも行きません。。 でもダメージがあるよりも断然に良いですよね!!
これで元気になりました! しばらくの間は安心です。。
今回のリペア料金は両袖で¥2,500+tax になります。
FUKUDAさん、ご依頼いただきありがとうございました! 最近FUKUDAさんのDJ聞けていない気が、、活動を期待してますよーー!!
皆さまのクローゼットにも同じ症状で眠ってしまってる名作やお気に入りがありませんか?? あれば是非ご相談ください! カフスの形状やダメージ具合で料金が前後したり、できなかったりするものもあります。。遠慮なくお問い合わせくださいね。
現在はリペアの込み具合もさほどありませんので、比較的スムーズに行けると思います!!
明日の月曜日はAURAのマドンナ、、KUROKIさんに入ってもらいます! 僕、西岡はお休みをとって免許更新に行ってきます。。。 KUROKIさんファンやお知り合いの方はぜひぜひ遊びに来てくださいね!! 皆さまのご来店お待ちしております!!
お問い合わせは AURA Clothing & Antiques 092-716-1920